最近携帯電話の内蔵カメラの性能がコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)
の性能に追いつこうとしています。
ただホームページやPOP・パンフレット等で使う写真がコンデジや、
まして携帯で撮影となるとかなり味気のない写真となってしまします。
最近では量販店でもデジタル一眼レフが4万円位で購入できる程
身近な物となりました。
少し前にSMAPの木村拓哉さんや俳優の渡辺謙さんがCMでデジタル一眼レフの
CMに出演されたのがきっかけでコンデジから一眼レフに買い換える方も
多かったと思います。
しかし身近になったと言っても機能が多い上に操作方法や言葉の意味が
分からなければ結局あまり役には立たなさそうです。
ここではある程度皆さんがデジタル一眼レフを使って撮影出来る様になるまでの
解説をしていきたいと思います。
まず初めに機能の説明から入ります。
一眼レフで絶対に使う機能がISO感度・F値(被写界深度)・シャッタースピードです。
では順に追って説明します。
ISO感度とは…簡単に言うと光を感じる機能です。
値を大きくしていくとより多くの光を感じ取る事が出来ます。
弊害として感度が高いほど高感度ノイズが出やすく画質が荒くなります。
F値(被写界深度)とは…カメラでピントを合わせた場合に、
その前後のはっきりと写って見える範囲の事です。
被写界深度はピントが合っている場所の前後に広がります。
その広がりは撮影者から見て手前側よりも奥側のほうが広くなります。
一般的には絞りと呼ばれています。
F値の数値を小さくする(開放する)と言う事は写す範囲を大きくするので
ピントの合う前後がボケ易くなります。
F値の数値を大きくする(絞る)と言う事は写す範囲を小さくするので
ハッキリ写る範囲が増えます。
シャッタースピードの役割とは…これはある程度カメラを使った事のある方なら
(携帯のカメラでも)用意に想像が出来ると思いますが、
シャッタースピードを上げると被写体のブレは少なくて済みますが、
光の取り入れる時間も短くなるので暗い所で撮影すると被写体が写らない事もあります。
逆にシャッタースピードを下げるとブレやすくなりますが、
光の取り入れる時間が多くなるので暗い場所での撮影の場合は良いでしょう。